〜  糸  〜  

わたしは哀しみの中で
 
繭をつくり
 
いつかだれかに解かれ
 
紡ぎだされるのを
 
まっている
 
 
春の陽の光のように
 
夏の海の水しぶきのように
 
秋の夜の星空のように
 
冬の朝の雪の結晶のように
 
 
いつか輝き放たれたいと
 
願っている








    


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